好きな歌の話をする
①おりこうさん (plenty)
近所のビレバンで結構なスペースでplentyが展開されていた。
俺はバンド名がアルバムタイトルになってるんだから名盤だろうという安直な考えの下、plentyのplentyを購入。
当時は当時中学2、3年生でとにかく「気怠げに世を儚んでいる俺かっけー」だったのでこういう曲ばかり聴いていた。
今でもたまに聴いてみるとあえて荒っぽくしてる感じが青々しくて好き。
②ワンダーワールド (ねごと)
高校生の頃ライブへ行った際、会場SEとしておりこうさんが使われていたので次に流れてくる曲もその次に流れてくる曲もぼーっと聴いていたら、なんだかヘンテコな歌詞の知らない曲が流れてきて、気になったので帰宅してから調べた。
③魚 (スピッツ)
2chの「スピッツ最大の名曲といえばwww」みたいなタイトルのスレで1人しかこの曲を挙げていなかったので調べた。
寂しい曲を聴きたいときに聴く。
歌詞の浮世離れ感はスピッツぐらいが丁度良く、半歩ぐらい浮いてる感じ、落ち着く。
④落日 (東京事変)
音楽通ぶろうとしていた時期、TSUTAYAでジャケットに惹かれて借りた深夜枠というアルバムが初めての東京事変だった。
カップリングだけで構成されているアルバムだと知ったのは最近(所謂ビーサイドというやつである)。
良い曲ばかりだから普通のアルバムだと思っていた。
その中でもいちばん好きなのが落日で、ムシャクシャしているときに流す。
知った経路を覚えていない。大半サッドソングしか言ってない。
後半ちょっとだけ盛り上がるのが好き。
⑥鳥と鳥 (galileo galilei )
凄くなった友達がいる人の歌。
誇張抜きに高校生の頃はずっとgalileo galileiの『Sea and The Darkness』 ばかり聴いていたが、その中でもこの曲がいちばん好きだった。
世間一般的に初期曲の『ハマナスの花』や『夏空』みたいな曲が青々しいgalileo galileiのイメージとして定着していて(ポスト尾崎豊みたいな意味不明な取り上げられ方もしていた)、俺はそっちも好きだけど、後期の鬱屈とした雰囲気の方がその8倍好き。
海外インディーズバンドを意識した様な演奏もドストライクだった。
再結成後のBBHFも聴いてる。
⑦1999 (集団行動)
倦怠期カップルの歌(だと思う)。
集団行動は相対性理論を離脱した真部さんが作ったバンドで、歌はジャケットの美人が歌っている。いちばん集団行動嫌いそうな人種がこのバンド名にしてるのがウケる。
大学の知り合いが羊文学の1999を推してきたのでこの曲を聴くことにした。
人が薦めてくる曲をきちんと聴けない。
⑧今夜はブギー・バック (小沢健二)
この曲でプッシーにアレ以外の意味があるのを知った。
⑨サボテンレコード (フジファブリック)
呪術廻戦の単行本内で登場人物のイメージソングとして触れられていたため母親の金で配信版を購入した。
そのぶん呪術廻戦を貸してあげているので許して欲しい。
エイトビート・サッドソングもそうだが序盤のぺーっとしていて(言い方わるい)終盤ちょっとだけ盛り上がる曲ばかり聴いている。
⑩flower (L'Arc〜en〜Ciel)
高校生の頃に仲良かった子がカラオケで必ず歌っていた。下手だった。
その子は出席番号順の座席で俺の斜め後ろだったが、テスト中はいつも「ちくしょう」と呟きながら問題を解いていた。気が散った。
でもその子はすげー美形だった。
この曲を聴くとそういうことを思い出す。
11.窓 (黒木渚)
片思いの男性宅へ西日になって2階の窓から侵入する妄想をする歌。
俺はスポ根ものと、数学(計算ドリルの表紙が猫だったために猫が可愛いく思えなくなる程)、奇をてらう女は嫌いで、とくに最後者の女シンガーソングライター(編曲家何人もつけてる癖によ)は嫌い。
でもこういう突き抜けた人は逆に好き。
でもSNSやブログを追うのはやっぱきついから曲だけ聴いている。
12.金星 (平沢進)
とたけけの動画から。
平沢進の曲は浮世離れしすぎている。
スピッツは電柱ぐらいの高さで留めてくれているけど、この方は聴く側のことなんか知ったこっちゃないと言わんばかりに浮遊されておられる。
滞空高度が高すぎるせいで「こういう音楽分かるかっけー」が量産されてしまっているが平沢進は何も悪くない。平沢進が悪いのは消防士の息子なのに美術館に火をつける歌をマラカス振りながら歌っていることだけ。
でも金星だけは誰でもすんなり聴ける部類だと思うから好き。
庭師KINGや夢見る機械も聴いたけどそっちは良く分からなかった。
13.エイリアンズ (キリンジ)
つべでMVがお薦めに出てきた。
どんな寒い自分語りが書かれているんだろうとコメ欄を読んでいたら「キャンプファイアーを囲みながら聴くと最高」と書いてあって、そのときは「さっむ」と思ったが、もうその印象が強すぎる。
俺の中でキャンプファイアーの歌というイメージが定着してしまった。
14.優しい歌 (mr.children)
聴く人が置かれている状況によって全く違う聴こえ方をする不思議な歌。
不倫したボーカルが長女(前妻との子)に送った歌とまことしやかに囁かれているが真偽は不明
初披露の際に「とっておきの曲」と言っていたりBank Bandでもセルフカバーされていたりと、ミスチル的にはお気に入りなんだと思う。
いちばん最初に買ったCDがこれかthe pillowsのトリビュートかどちらかなのでiPhoneのパスワードを変更する際に出される問題を「いちばん最初に買ったCD」にしたのだが何回『優しい歌』と入力しても不正解になる。